2021/05/31 01:20


皆様こんにちは。

ちゃみです。

ブログを読んでいただきありがとうございます。

一つ前のブログは反響が大きく

DMで沢山のお言葉を頂きました。


嬉しかったです。

感想をもらえると本当に嬉しく。

ありがとうございます。


今日の話は今まで誰にも言えなかった話で、

『言えなかった』というより

『言う相手がいなかった』という方が近いです。


今回伝えたいことは

”コンプレックスという感情と向き合う”

です。

何言ってるんだ、、、

と思うかもしれませんが

是非読んでいただけますと嬉しいです。


***

タイトル通り

「背小さいねー!身長何センチー?!」

と言う言葉を何度質問されてきたでしょう。

新しい学校

新しいバイト先

新しい職場

新しい環境になるたびに私はこの質問を何度されたんだろうか。


なぜ他人は平気で「身長何センチ?」と聞いてくるのだろう。

そして身長を答えると「背小さいねー!」と言ってくるのだろうか。

明らかにふくよかな人に対して

「太ってますねー!体重何キロですか??へー!太ってますねー!」

なんて言っている人を私は一度も見たことがない。

なぜ身長のことは平気で見たままの感想を言うのに

体重に関しては聞かないし感想を言わないのだろう。


この疑問が私の中でずっと心でモヤモヤしていた。

”なんでなんだろう。なんで平気で傷つく言葉を言ってくるの?”


身長のことを色々質問されることもあった。

「ずっと小さいの?」

「両親も小さいの?」

「兄弟も小さいの?」

何をあなたは知りたいんだ、、、

と心の中で思っていても普通に答えていたし普通に笑っていた。

私が笑っているということは、

その人からすると

私はまるで身長をコンプレックスに思っていない

という風に捉えられるかもしれないのに

平気で笑って受け答えしていた。


一番自分の身長に悩んでいた高校時代。

身長が低いということで

なりたかったキャビンアテンダントの夢を諦めた。

日本人は幼く見えるし身長低し子供に見られて危ないよ!

と言われて海外留学も諦めた。

制服は3年間ずっとぶっかぶかだった。

「これから大きくなるわよね」

と仕立て屋さんのおばさんが言ってくれたけど

(もう私はこのままの身長だよ、、)

と心の中で思っていた。


制服を着こなして可愛く着ている友人たちが羨ましかったし

身長の悩みなんて1ミリもない周りが心底羨ましかった。

土日はジャージを着て私服はほとんど着なかった。

着なかったというより着たくなかった。

こんな身長の低い私と友達なんて恥ずかしいって親友は思ってるんじゃないか。

とずっと思っていたし

とにかく144㎝という身長が嫌だった。

”全て私がうまくいかない理由はこの身長のせいだ”

と決めつけていた。


それまではずっと身長が低いことで

今で言う”自己肯定感”というものが低かった。


だから常に

”私なんて”

って思っていたし、いつもネガティブだった。


可愛い服着ている人をみるといつも

(私みたく身長低くないもんね、そりゃ可愛い服着れるよね)

とか、ほんと今思うと何を言ってるんだ、、と思うけれど

それは今だから思える話しで当時の私は

常に”身長が低いから”を理由にして

誰かを僻んだり、自分は欠如してると感じていた。


そんな私に人生のターニングポイントとなる日が訪れる。

それは

「私はずっと背が低いことを気にしていてずっと嫌だった」

と親友に話したこと。

そして親友は私にこう言った。

「最初出会ったとき”小さいなー!”って思ったけどかわいくていいじゃん!ちゃみらしさじゃん!」


”コンプレックス=その人の個性”

個性=いい響きに聞こえるが

私にとってなんも個性ではないし

いいところなんかじゃない

と思っていたので

その時は

「ちゃみらしさって、、、えーなにそれ・・・」

と思っていた



しばらく親友に言われた言葉がずっと頭に残っていて

一生この身長と付き合っていくのであれば

自分がこの身長を受けれない限り

一生私はこの身長を理由にして

色々なことを諦めたり

人を僻んだりすることになるな、、、

もはや一生ネガティブキャンペーンになるよな、、、


残りの人生何十年どう生きたいか

①身長を受け入れようとする

②身長を受け入れない

答えは一択、①でした。



完全に144㎝という身長を受け入れたわけじゃないし

今だって144㎝よりも平均身長にはなりたいと思っている。

それと②は別で、①の努力はしてみるか、、と決めた。



前提として私の認識だと

コンプレックスって隠したいことだと思っていて

私の場合は見た目でバレてしまうから隠しようがない

だから他人から「小さいね」と言われて、

嫌な気分になる、の繰り返しだったんですよ。

(自分の隠したい部分が相手に言われちゃうからね)


そのころの私は

144㎝がコンプレックスだということがバレたくなかった。

そもそも身長が低いことを相談する相手もいなかった。

だから他人に「小さいねー!」と言われるたびに

嫌な気持ちになったり、なんなのこの人と思い

「小さいねー!」

といった人を悪者にして嫌な人にしてた。


「身長小さくてかわいいー!」

と言われるとなんか上から言われているような

舐められているような気がしてたんですよ(被害妄想)


だからその言葉を言われるたびに

(ムカー!!!!!)

って心の中でなっていたけれど

これは②の身長を受け入れなかった時の私。


今は「小さいねー!」と言われたら

「コンプレックスなんですよね~だから会社立ち上げました!」

と言い

会社を立ち上げる前は

「コンプレックスなので小さい人向けのアパレル会社立ち上げたいんです!」

と言っていた。


相手に”コンプレックスなんですよ”

と素直に言えるようになったことに気づいた。


”コンプレックスなんです”

と人に言えるようになってから

「小さいねー!」

と言われても少しずつ平気になってきた。


これが私の中ではそれが”144㎝を受け入れる”

ということだと思っていて

受け入れるって色々な受け入れ方があるけれど

私の中では相手に隠さず伝えることが

自分を受け入れるという、ということだった。


そして今は自分のコンプレックスがきっかけで

ブランドを立ち上げることができ

そして同じ悩みを持つ方に

少しでも幸せな気持ちになるお洋服作りを

一緒にしてくださる工場の方たちと出会えた。


コンプレックスを武器にブランドを立ち上げ

今こうしてブログ上だが

「私はこの身長がコンプレックスです!」

と言っている。


コンプレックスを自分でコンプレックスだと思わないようにして

コンプレックスだということを受けれてなかったから

今までの私は誰かに「小さいねー!」と言われると

嫌な気持ちになったり、ムカー!ってなっていたんだと

やっとここ数年でわかったんですね。


私の場合なので参考程度ですが

私は「コンプレックスだよ!この身長!」

と人に言えるようになってから

気持ちが楽になってきて

一番の後悔は身長を理由に留学を諦めたこと。笑

今思えば「身長を理由に留学諦めないでよ!!」

と過去の私に言いたいですが

昔は何かとつけては身長を理由に諦めていたので

ブランドを立ち上げることになるなんて

昔の私は想像していませんでした。


コンプレックスだと受け入れることが出来てから

だいぶ生きやすくなり

ちょっとずつ生活も変わって

”楽しい”と思えることも増えてきた。


thismeの洋服作っている人って

こんな悩みがあったのか

私はそんな悩みなかったな

私も同じ悩み抱えてたな

もしくは今悩んでいる

など感想あればDMいただけますと嬉しいです。


とても長い内容でしたが

最後までお読みいただきありがとうございました。



私はいつもthismeの洋服を通じて

少しでも幸せな気持ちになって欲しいと願っています。